フラッシュにおけるイノベーションも推進していきたいと思います。今後、数カ月にわたり、さまざまなイノベーションを搭載していくので、順調な伸びが期待できると思っています。
実際、すでに昨年からいろいろな取り組みを行ってきています。昨年はストレージ市場全体には厳しい1年となりましたが、そのおかげでSCシリーズは前年比18%の伸びがありました。この勢いを維持していきたいと思っています。
○VDI分野などでXCシリーズが伸び!日本でもSDSの採用例は増えている
日本市場については、デル ストレージ・ビジネス本部の本部長である小島由理夫氏が語ってくれた。
--日本におけるユーザーニーズはどのあたりにあるのでしょうか?
小島氏:日本でもビッグデータやIoTといった需要はありますが、VDIの需要も伸びていますね。コンベンショナルなストレージと、Software DefinedのXCシリーズがかなりVDIで使われています。
--始業時に集中する負荷にフラッシュで対応するというような需要ですか?
小島氏:それもありますが、XCシリーズは拡張していけるのがポイントです。ユーザーが増えた時や、負荷が大きくなった時にはノードを足すことで対応できます。