くらし情報『タカラトミー、NECのクラウドとハウジングサービスに基幹システム移行』

2016年3月10日 10:30

タカラトミー、NECのクラウドとハウジングサービスに基幹システム移行

タカラトミー、NECのクラウドとハウジングサービスに基幹システム移行
NECは3月9日、タカラトミーに、販売システムの基盤として「NEC Cloud IaaS」の仮想サーバ6台と、会計や物流システムなどの基盤サーバ約100台の運用環境としてハウジングサービスを提供すると発表した。

タカラトミーはグローバルでの事業強化を視野に入れ、IT基盤の導入を検討するとともに、基幹業務システムをオンプレミス環境で運用するなかで、事業継続性を向上させるため、災害に備えた対策も検討していたという。

今回、タカラトミーはNEC Cloud IaaS(HA)とハウジングサービスの利用に合わせ、システムごとに構築していたバックアップ環境の統合や仮想環境におけるリソース割り当ての最適化などを実施することにより、システム運用管理コストの20%削減を見込んでいる。

NEC Cloud IaaSとハウジングサービスはNEC神奈川データセンターから提供されるため、従来のオンプレミス環境での運用と比べ、事業継続性の向上を実現する。ハウジングサービスを提供しているシステムも、段階的にNEC Cloud IaaSへ移行する予定。

今回、クラウド基盤サービスに移行した販売システムと、ハウジングサービスに移行した会計・物流などのシステム間で相互にリアルタイムなデータ連携が求められていたが、NEC神奈川データセンターでは、両サービスがLAN接続されているため、システム間での安全・高速なデータ連携を容易に実現するという。

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