2016年3月10日 10:38
エクイニクス、国内新データセンターを開設 - 隣接DCと直接接続が可能
受電電源は常用22kVで、予備は2回線。UPSはN+1またはN+2構成で、10分間のバッテリー供給に対応。発電機はN+1構成で、フル不可状態で48時間のバックアップが可能となっている。PUEはフル負荷で1.5。セキュリティに関しては、監視カメラやフラッパーゲート、生体認証、パスワード認証、カードリーダーで構成されている。
リスクアセスメントについては、震度6強の耐震設計。津波による浸水リスクは低いものの、対策として1.1mのかさ上げが実施されている。液状化対策としては、強固な支持層(70m)までくいを打ち込むことによって、支持しているという。
TY5の立地は、2011年に運用を開始したTY3から100mほどの場所に位置しており、ダークファイバーで直接接続されている。そのため、TY5を新たに利用する場合でも、TY3内に形成されている金融エコシステムなどとシームレスに接続することが可能となっている。
古田氏は、「ダークファイバーで接続することによって、2つのデータセンターが1つの器として使えることが重要なポイント。東京で拡張していく中では、つなげられるところはダークファイバーにするというのが現在の方針。