2016年3月10日 18:34
創業者が語る「EARIN」開発秘話 - 通話機能については「開発の手を緩めていない」
モダニティは3月10日、スウェーデンEARIN社の世界最小級Bluetoothイヤホン「EARIN」について説明会を開催。EARIN社の創業メンバーでありハードウェア設計者のPer Sennstrom氏が、開発秘話や製品のこだわりについてプレゼンテーションを行った。
EARIN社のはじまりは2013年1月。ソニー・エリクソン(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)やノキアでスマートフォンの開発に携わっていたKiril Trajkovski氏、Olle Linden氏、Per Sennstrom氏が共同で創設した。今回来日したSennstrom氏は、ハードウェアの設計や、エンジニアチームとの調整役を務めているという。
EARINの開発は、「完璧にフィットする軽量なワイヤレスイヤホンを作りたい」といった非常にシンプルな(EARINそのものともいえる)発想からスタートした。2013年春に最初のコンセプト案を作成したが、「ニーズが合致しない」との理由で失敗。2013年秋に打ち出した第2弾コンセプトをもとに、ハードウェアの開発を開始した。
その後、2013年12月に試作品を製作し、2014年5月にクラウドファンディングサイトにて製品を発表する運びとなった。