くらし情報『創業者が語る「EARIN」開発秘話 - 通話機能については「開発の手を緩めていない」』

2016年3月10日 18:34

創業者が語る「EARIN」開発秘話 - 通話機能については「開発の手を緩めていない」

ベンチャーキャピタルから出資を受けることも考えたが、資金獲得までのスピード感を優先し「Kickstarter」でのクラウドファンディングを決断。最終的に150万ドルの資金を獲得した。クラウドファンディングを行うメリットについてSennstrom氏は、「製品が認められればユーザーからすぐに反応が返ってくる。また、成功すれば製品の注目度を高められる可能性がある」と話す。自社製品への強い自信が、クラウドファンディング実施につながったことがうかがえた。

EARINの具体的な内部機構は非公開となっているが、knowles製のBAドライバー、Bluetooth用チップ、アンテナを実装した基板、充電式のリチウムイオンバッテリー(容量60mAh)で構成していることはオープンになっている。特にポイントとなるのが独自開発のアンテナだ。EARINは左右のユニットにそれぞれアンテナを装備しており、プレーヤーとの通信だけでなく、左右ユニット間の通信もBluetoothで行っている。
アンテナの性能は、通信の安定だけでなく音質にも大きくかかわってくるため、設計にはかなり苦労したと話していた。なお、アンテナに関わる技術は特にシークレットにしているようで、特許も取得済み。

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