くらし情報『NEDO、高輝度・超小型な2種の3原色レーザー光源を実証 - 対LEDで優位性確認』

2016年3月14日 16:47

NEDO、高輝度・超小型な2種の3原色レーザー光源を実証 - 対LEDで優位性確認

NEDO、高輝度・超小型な2種の3原色レーザー光源を実証 - 対LEDで優位性確認
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、大阪大学、島津製作所は3月14日、可視光半導体レーザーの用途拡大に向け、「高輝度モデル」と「超小型化モデル」の2種類の3原色レーザー光源モジュールを開発し、これを機器に実装した際の効果を実証したと発表した。

高輝度モデルの3原色レーザー光源モジュールは、レーザーテレビやプロジェクタなどの高輝度表示装置、および自動車用ヘッドライトや業務用照明などのレーザー照明向けに開発されたもの。赤色、緑色は10W、青色は20Wを超える高出力であり、輝度は世界最高クラスとなっている。一方、超小型モデルの3原色レーザー光源モジュールは、走査型レーザー投射用に開発されたもので、主要部の容積は1×1×0.5cm3。緑色の波長を調整したことで、より自然な色再現が可能となった。

NEDO 電子・材料・ナノテクノロジー部 山崎知巳氏は同モジュールについて、「搭載機器を体積比で10分の1程度に小型化できること、またLEDと比べて3倍程度の輝度および2倍程度の省エネ性能が得られることがメリット。これによりさまざまなディスプレイや照明機器を小型化・省電力化することが可能になる」

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