2016年3月18日 22:11
「究極の麻婆豆腐」を有名シェフに教わる! - 中華鍋でつくる男の料理
熱伝導率が非常に高い鉄の中華鍋。家庭で中国料理をつくる上でも、やはり便利な調理グッズだ。今回は、中国料理の中でも特に人気の高い麻婆豆腐のつくり方をテレビや書籍などで大活躍中の四川料理店「ピャオシャン」井桁良樹シェフに教えていただく。
重い中華鍋ということで、お父さん、出番ですよ! 井桁シェフが「究極の麻婆豆腐」と名づけたこのレシピで、家族を驚かせてみよう。
○プロならではの技とは
井桁シェフによると、ポイント1つ目は豆腐の下茹で。下茹ですることで、「煮崩れしにくくほどよい食感に仕上がる」とのことだった。専門店では麻婆豆腐に葉ニンニクを使うが、入手しにくいので今回はニンニクの芽で代用。
そして、挽肉の調理法にもポイントがある。
プロは挽肉を揚げるように炒めてパラパラ、カリカリに仕上げ、豆腐との食感の違いを楽しませる。家庭では挽肉に水を加えてもみ込んでから炒めると、団子状にならずにパラパラとそぼろ状に仕上げることができる。また最後に強火で一気に加熱すると、食材の中の油が分離し、液体部分が二層になる。一見脂っこそうに見えるが、食べるとさらっとしていて軽い味わいになる。
プロならではのアドバイスを頂いたところで、早速つくり方を紹介しよう。