くらし情報『「LPDDR」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語』

2016年3月21日 09:00

「LPDDR」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語

、その改良強化版としてデータ転送レートを2倍に高めた「DDR3 SDRAM」が登場しました。現在は、クロック周波数とデータ転送レートをより高めた「DDR4 SDRAM」が主流となりつつあります。

DDR SDRAMの低電圧・低消費電力版であるLPDDR(SDRAM)には、データ保持に必要なリフレッシュ動作の間隔を自動調整する機能や、消えてもかまわないデータに対してはリフレッシュ動作を行わない機能、データは失われるが電力消費を極小化できる機能(ディープ・パワー・ダウン)など、消費電力を低減するしくみが盛り込まれています。

どのLPDDRに対応するかは、CPU/SoCの仕様に依存します。スマートフォンの場合は、新世代CPU/SoCの導入にあわせて最新のLPDDRが採用されるというパターンが常です。2016年3月現在は、より低電圧で動作するLPDDR4の派生規格「LPDDR4X」が提唱されており、ハイエンドスマートフォン向けSoCの新製品「Helio P20」が対応を明らかにしています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.