くらし情報『IDC Japan、第3のプラットフォームの産業分野別/従業員規模別予測発表』

2016年3月23日 13:11

IDC Japan、第3のプラットフォームの産業分野別/従業員規模別予測発表

第3のプラットフォームの事業戦略への活用については、予測期間前半は大企業が中心となり、後半は中堅中小企業でも活用するケースが増えていくという。

一方で、国内企業の6割以上が、第3のプラットフォームによる事業戦略の全社展開にはまだ時間がかかる見込みで、企業の中でも成長志向の高い部署を見極める必要があるとしている。

例えば小売業界、銀行業界などにおけるオムニチャネル戦略関連部署や、製造業におけるマーケティング部署等、モビリティを活用する一般消費者向けに製品/サービスを提供する分野での成長は顕著であるとみている。

IDC Japan ITスペンディング グループマネージャーの廣瀬弥生氏は「ITベンダーは、第3のプラットフォーム活用のカギを握る大企業に対して、投資が進む見込みのある業種に着目するばかりでなく、社内で活用が進む部署にも着目し、モデルケースとなる実績を作ることにより、全社的な展開に結び付けていくべきである」と述べている。

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