日立など、設備のダウンタイムを低減する製造分野向けソリューションを提供
工場やプラントにおいてさまざまな設備機器のデータ収集・蓄積やサーバーなどの上位情報システムとの通信を担う産業用コンピューターは、万一の障害発生時にも影響を最小限に抑える高い信頼性が求められている。
今回提供を開始するソリューションは、日立の産業用コンピュータ「HF-W7500モデル40」と米Stratus Technologies(ストラタステクノロジー)のフォールト・トレラント(耐障害性)ソフトウェア「Stratus everRun Enterprise」を組み合わせたもの。
日立と日立産業制御の産業用コンピュータ「HF-W7500モデル40」は、24時間連続運転と10年の長期使用を想定した「HF-Wシリーズ」のハイエンドモデル。最長12年間の保守サービスとともに、複数国の安全規格に準拠しており、かつ複数言語ユーザーインターフェースに対応しているなどの特長を有し、工場やプラントなどへの納入実績がある。
一方、ストラタステクノロジーの「Stratus everRun Enterprise」は、既存のアプリケーションの修正や複雑なインストールが必要なく、2台1組のシステム上に仮想環境を構成し、データとメモリを常に同期化・冗長化を図るソフトウェアで、金融業、製造業、流通業、医療などのICTシステムで普及している。
新ソリューションでは、これらを組み合わせることで「HF-W7500モデル40」に障害が発生した場合でも、「Stratus everRun Enterprise」により、仮想マシンが自動的・継続的な処理を行うことができることから、一般的に普及しているクラスタシステムに比べて、設備・システムのダウンタイムを低減できるとともに、導入期間・コストを抑えることができるとする。
3社は今後同ソリューションを国内および日系企業が進出する海外の工場・プラントなどの製造分野に向けて、販売・ソリューションパートナーを通して積極的に拡販していくとしている。
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