オースティン・バトラー、エルヴィス役でたどり着いた「魂が一つに混じり合う感覚」
でもエルヴィスとなると、それは想像以上のものだった」と告白したオースティン。
「エルヴィスは、今でも大衆からいろいろな誤解をされていたり、真実でないようなことを信じられてしまっていたりもする人。そんな中で、彼の人生をきちんと表現するという責任を感じた」といい、「エルヴィス、そして彼の家族が経験したことに見合う作品をつくらなければいけないと思っていたけれど、果たして自分にそれができるのか。世界中に彼を愛しているファンがいて、さらに言えば、本作を通してエルヴィスと初めて出会う人もいるはず。その入り口となることにも責任感を感じた」と不安もあったと語る。
オースティンは「可能な限り、彼の魂を見出していきたかった」と人間としてのエルヴィスを学ぶことに専念したそうで、「2年にわたってエルヴィスについてじっくり掘り下げていった。大きなプレッシャーもあったけれど、彼について学んでいくことは大きな喜びでもあった」と内面からエルヴィスを捉えていったという。○■圧巻のパフォーマンス「自分自身を超越している感覚があった」
オースティンは、劇中でエルヴィスの生き様が感じられるような、熱い歌唱とダンスを披露している。