くらし情報『二宮和也、2年ぶり主演作で語った「映画への愛情」感染対策徹底で臨んだ裏側』

2022年7月14日 12:00

二宮和也、2年ぶり主演作で語った「映画への愛情」感染対策徹底で臨んだ裏側

順調に撮影が進んでいくなか、このシーンのハイライトといえる瞬間が訪れる。それは、絵美が開けたシャンパンのコルクが大きく弧を描いて飛んでいき、最後尾にいた健がキャッチするシーン。実際にはコルクを正確に飛ばすのは難しいため、そう「見せる」ために長テーブルやエキストラの面々を挟んだ満島と二宮がタイミングを合わせないといけない場面だったが、二宮の「飛んできたコルクをキャッチする」演技の上手さにより、こちらもスムーズに撮影完了! 実際にコルクは飛んでいないにもかかわらず、そうとしか見えない流石の表現力と瞬発力を見せつけた。

初日を振り返った二宮は「ここからどうなっていくか想像がつかない。タングとの会話も実際には1人で演じますからね」と気を引き締めつつ「ロボットとの共演に縛られ過ぎず、いい芝居を優先したい」と語っていた。

4月2日、健とタングの出会いのシーンが千葉県内の牧場で撮影された。広大な牧草地を有し、その一角には立派な1本の木がそびえ立つエリアがあり、その幹に寄りかかるタングを健が見つけたことから、二人の大冒険が始まることになる。

ぼたん桜が満開に咲き乱れる陽気の中、この出会いのシーンは陽が落ちるまでに撮りきらなければならない全編ロケ撮影。

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