2022年9月5日 04:00
堂本剛「“自分を生きる”ことを皆さんが僕に与えてくれた」愛届けたソロ20周年の平安神宮奉納演奏
と説明。コロナ禍の苦悩を「未来へ進むために解けないパズルを慣れない手付きで組み立てるうち、自分の中で大事なものに気付いたと思います」と表現し、観客の心に寄り添う。
そんな剛が大事にしているのは「“想う”という概念」。「信じるとか願う、祈るという言葉があるが、それ以上に“想う”ということを大事に毎日毎年を生きています。想うということは誰でもできること」と呼びかけた。自然体で生きる姿には「なぜそんなふうに自分をさらけ出して生きられるのか」と羨望を孕んだ質問をされることもあるというが「そのままの自分を皆さんが受け入れてくださるから、こんな人生を送れている」と視線を観客に向け、「いつも皆さんのことを想っています。これだけたくさんの愛に包まれて生きて来られた。自分じゃない自分を生きる時間も多くあったかもしれないけど、“自分を生きる”ことを皆さんが僕に与えてくれた」と感謝を述べる。
「大変な時代だからこそ、たった今、この現在地を力強く優しく生きてほしい。ともに平和な未来へと歩いていきましょう。本日もたくさんの愛をありがとうございました」と大きく手を振った。
最後に「お月さんも浮かんでいるので、お月さんを見たりしながら帰ってくださいね。