2023年2月14日 20:20
窪田正孝、これまで「映画に片思いの気持ちだった」30代に突入して意識に変化
「第77回毎日映画コンクール」の授賞式が14日に都内で行われ、受賞者が揃って登壇した。
同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。映画『ある男』で男優助演賞に輝いた窪田正孝は「大好きな映画に携われるだけで役者冥利に尽きるんですけど、こうやってスタッフさんやキャストの皆さんと一緒に作り上げたもので評価をいただいて、受賞まで至るというのは光栄なことですし、ここからまた一つ励みに頑張りたいなと思います」と喜びを表す。さらに窪田は「どこか一方通行の仕事でもあると思うんですよね。作品ができて公開されれば、自分達から離れてお客様のものになるので、ずっと映画に片思いの気持ちだったのが、反応が返ってくるっていうのは嬉しいです」と重ねた。
また今後については「20代の時はガムシャラで、アウトプット化することがで精一杯で、そのおかげで今があると思うんですけど、30代に突入してもっとインプットの時間を増やしたい」と希望する。「お芝居の方は足していくのではなく、引いていくというか、もっと人間そのものをかけていけるように。自分が何か残したいとか思うこと自体がおこがましいというか、あくまで作品の一部になりきるというところにもっとフォーカスして、この先取り組んでいけたらなと思っています」