宮沢氷魚、『レジェバタ』明智光秀役に感じていたハードル…イベント客席に鈴木福の姿も
「“見目麗しい光秀”という脚本を読んだ時に、宮沢さんしか思い浮かばなかった」と、熱烈なオファーだったことを明かした。
イベントは「新しい時代劇を若い人にも届けたい」「これからの映像業界の未来を担う若い世代と映画の話がしたい」という大友の強い思いから実現に至ったそうで、客席には多くの学生が集まった。専門学生からは「日本の映画は国内向けに作られることが多いのが現状だが、今後海外に向けて作品を発信する意味で、どのように働きかけていきたいか」という質問が上がり、宮沢は「クリエイションをしている身としては、日本だけではなく世界的に伝わるものを常に作りたいと思っている」という一方で、「遠い人に気を向けていると、一番近い人に届かない」「いいものを作るだけ」と自身の志を述べる。また「配役を決める上で一番重視している点」を聞かれると、「自分を純化できる俳優が好き」と大友監督。「他人の人生を生きることは大変」「役に対する献身さ」を重視すると説明した。
そしてこの日、客席には、映画を鑑賞しイベントに参加しに来ていた俳優・鈴木福の姿も。「“温故知新”という言葉の通り、色々な名作を勉強しつつ、これから新しい俳優になっていかないといけないということは常に感じています。