手越祐也、歌手として成長実感「人生で今、歌っていて一番楽しい」 テレビへの思いも語る
と振り返った。
ツアーが始まる前は今回も声出しができないツアーになると想定していたため、「OVER YOU」のコーラス部分の歌声を事前にファンから募集してライブで流すという企画も実施した。「演出としてすごくよかったなと。声出しできない状況で大合唱を演出でき、さらにツアー中に実際の声でできるようになったというのが、物語としても美しく、すごく気に入っています」
同ツアーでは、歌うことに特化。バンドをバックにこだわり抜いた歌を届け、観客を魅了した。手越は、歌って踊った前回のツアーも、歌うことに特化した今回のツアーも、どちらもやりがいを感じている。
「それぞれ良さがあるのでどっちがいいとは言えません。踊りながら歌うのも楽しいですが、踊りなしで歌うほうが歌のクオリティは絶対に高い。
別競技だと思います。アーティスト手越祐也の武器は両方ができることかなと思います」
そして、ツアーを経て、表現力や歌唱力が鍛えられたと成長を実感。「僕は17~8年グループに在籍していましたが、グループのボーカルとソロとでは必要な能力が全く違います。2022年は1年に2回、春は踊りながら歌うツアーを、秋からは歌に集中したツアーを行い、2年前と比べると間違いなく表現力の幅は広がっていると思うし、声量や声域など一つ一つの能力値も上がっていると思います」