2023年5月3日 12:00
市川團子、初舞台から11年「ずっと楽しい」 目指すは祖父・猿翁と猿之助「背中を見て追いかけたい」
――今回の公演で特に楽しみにしていることを教えてください。
女形を務めさせていただきますが、去年初めて女形をさせていただいたので、とにかく頑張って食らいつきたいと思っています。そして、“実は”という役を演じるのは初めてなので、その“実は”という要素をしっかり演じられるように、頑張ります。
――女形はいかがですか? やりがいなどお聞かせください。
楽しいです! 初めて女性に扮し、不思議な感覚になりました。
――女形を演じて新たな気づきや変化などありましたか?
すごく不思議なのですが、舞台中、普段の性格も柔らかくなっていたようで、家族や周りの人に言われてびっくりしました。言葉は変わりませんが、ちょっとした仕草が女性らしく柔らかくなっていたみたいです。
――もしかしたらまた今回も?
なるかもしれません(笑)
●大切にしている猿之助の言葉「高1のときに…」
――これまでも何度も共演されていますが、猿之助さんは團子さんにとってどんな存在ですか?
“憧れ”と“かっこいい”が大きいです。
『三国志』ではお父様の役(関羽)を演じられていて、後ろをついて歩く場面があったのですが、背中がとにかくかっこよかったです。