市川團子、初舞台から11年「ずっと楽しい」 目指すは祖父・猿翁と猿之助「背中を見て追いかけたい」
と力をもらっています。
――たくさんのパワーの源がありますね。
そうですね!
――大学ではどのようなことを学んでいるのでしょうか。
芸術を学ぶ学科で、東洋のことだけでなく西洋の音楽や美術、演劇なども学んでいて、どれも面白いのですが、いろんなことを学んでいる中で僕はやはり歌舞伎が一番好きだと再確認しました。
――本当に歌舞伎を愛していらっしゃるのですね。11年続けてこられて、別の道を考えてことはないですか?
ないです。
――今後、歌舞伎俳優としてどのようになっていきたいと思い描いていますか?
じいじと猿之助さんが僕の理想なので、その背中を見てなんとか追いかけて、頑張り抜きたいという気持ちです。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
『御贔屓繋馬』は、お話の内容がわかりやすく、早替わり、宙乗り、立廻りもありパワフルで楽しいお舞台です! 初めて歌舞伎を見る方や若い世代の方にも楽しんでいただける作品になっています。是非ご覧ください!
■市川團子(いちかわ・だんこ)
2004年1月16日生まれ、東京都出身。香川照之(市川中車)の長男。屋号 澤瀉屋。2012年、6・7月新橋演舞場『ヤマトタケル』で五代目市川團子を名乗り初舞台。