2017年5月18日 13:20
『文春』編集長、『新潮』告発記事を完全否定「盗用などの事実一切ない」
週刊誌『週刊文春』の新谷学編集長が18日、同誌の公式サイトを通じ、週刊誌『週刊新潮』の告発記事についてコメントを発表した。
『週刊新潮』は18日発売号で「『文春砲』汚れた銃弾!!」と題し、13ページにわたって大特集。「スクープの破壊力には同業者として脱帽する他なかった」と称えながら、「同じ発売日である『週刊新潮』の広告を不正に入手し、毎週、カンニングしていた」と告発し、入念な取材のもと「センセーショナルな特ダネを求め続けた結果、品位を見失ってしまったさもしき文春砲」と痛烈な批判を展開した。
このこと受け、新谷編集長は「週刊文春 編集長から読者の皆様へ」と題したコメントを発表。「情報を不正に、あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりしたなどの事実は一切ありません」と疑惑を完全否定し、「私たちにとって、スクープとは、極めて重い言葉です。それはまさしく他の追随を許さない決定的な独自情報を意味します」「これからも読者の皆様に堂々と胸を張れる独自スクープをお届けすることをお約束します」と呼びかけている。
○新谷学編集長のコメント全文
「週刊新潮」等のメディアによる「週刊文春」