高杉真宙&藤野涼子、新生『ロミジュリ』に意欲「いろいろな愛を受け取ってほしい」
稽古中でも緊張しました」と明かす。
演出の井上氏は「蜷川幸雄という演出家のもとで30年、3本の『ロミオとジュリエット』を経験していますが、ロミオとジュリエットを中心に、いろいろな愛が詰まっている。いま愛の価値が安いのかなと思うことがあるので、愛ってもっとすごいんだぞということを実感していただければ」と演出意図を述べる。
さらに井上氏は、高杉と藤野について「高杉さんはちょっと天然でありつつ、長男的なところがミックスされている。きっと壁にぶつかっているところはあると思うのですが、ぶつかったら倒れればいい。しっかり助けるので、転ぶことを恐れず、果敢に挑戦してほしい」とエールを送る。
高杉は「稽古で1カ月が経ちましたが、まだ自分自身どうなるのか分かっていない。それぐらいいまやっていることに夢中になれるということをポジティブに捉えているので、僕らが作ってきた『ロミオとジュリエット』をまっすぐに届けたい」と力強く述べると、藤野も「家族の愛、友達の愛など、いろいろな愛を受け取ってほしいです」と作品をアピールした。
舞台『ロミオとジュリエット』東京公演は9月13日~9月24日に有楽町よみうりホールにて、大阪公演は9月30日~10月1日に森ノ宮ピロティホールにて、富山公演は10月7日~10月8日に富山県民会館にて、愛知公演は10月14日~10月15日に東海市芸術劇場 大ホールにて、福岡公演は10月21日~10月22日にキャナルシティ劇場にて、仙台公演は10月28日~10月29日に電力ホールにて上演。
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