2023年9月28日 11:30
プラス・マイナス、上方漫才大賞で「人生変わった」 受賞直前の解散危機やコンビの変化語る
出番が後ろになったり、周りからの見え方が変わったのかなと思います。
兼光:NGK(なんばグランド花月)だと「『上方漫才大賞』大賞」と出るので、それがうれしいです。お客さんの反応も今までと少し違って、ざわついてもらっているなと感じます。
――今後ずっとつけられる称号を手に。
岩橋:そうなんですよ! 関西の師匠方やNGKの支配人から「いずれNGKのトリを取らないとダメな芸人だから頑張れ」と激励していただいていますが、その上で必要な賞だったみたいで、「値打ちあります」と言ってもらえてうれしかったです。
兼光:大阪のいろんな知り合いから「ほんますごいな」と言ってもらい、「すごい賞なんや」と、そこでも感じました。
○■岩橋、自分のボケの理想像を兼光に押し付けていたことを反省
――ここにたどり着くまでに、岩橋さんは解散を考えたこともあったそうですね。
岩橋:そうなんです。
僕は子供の頃から人を笑かすのが大好きな人間でしたが、ボケとツッコミをどうするかというときに彼が「俺はツッコまれへん」と言ったので、僕がツッコミに。でも、自分のボケの理想像があるから、それを彼に落とし込もうとしてうまくいかず「もう無理やな」