くらし情報『『宇宙戦艦ヤマト2199』プラモデル事情を出渕裕総監督らが熱弁、待望の「ドメラーズIII世」立体化は?』

『宇宙戦艦ヤマト2199』プラモデル事情を出渕裕総監督らが熱弁、待望の「ドメラーズIII世」立体化は?

と岸山氏は語る。そうして妥当なサイズを探っていたところ、今西氏から「出渕さんはきっとヤマトをどんどん大きくしたくなるから、1/1000ぐらいで抑えておいたほうがいいよ」とのアドバイスがあり、今の規格で統一されたという。 「全てのメカに思い入れがあるので選べないんですよ」と、思い入れのあるメカについて悩みに悩んでいた西井氏に対し、出渕総監督は次元潜行艦やユキカゼの名前を挙げ、「これは1/1000じゃ物足りない。できればブリッジまで再現して(プラモデル化して)ほしい」とリクエストして岸山氏を苦笑させていた。今西氏が「長砲身が好きなので、メルトリアあたりをモデル化してほしい。あれも実体弾が撃てると思うので」と語ると、出渕総監督は「今西さんは実弾を打つ時は現代風にしますか、昔の黒色火薬風にしますか、と聞いてくるんです」と、自分の趣味を先回りした質問や絵を今西氏が上げてくることがあると明かし、そのこだわりが採用されることが多かったようだ。 現時点で企画が進められている商品については、「特一等航宙戦艦デウスーラII世」と「超弩級一等航宙戦闘艦ドメラーズIII世」が話題に。これらは試作されたものの、1/1000サイズでもデウスーラが約63cm、ドメラーズが約73cmと大きすぎるため、まだゴーサインがでていないという。

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