2024年1月15日 23:42
山崎貴監督、ハリウッド俳優が「いつか一緒に…」アカデミー賞に向け『ゴジラ-1.0』プレゼン
同賞のショートリストに選出されるのは日本映画で初めての快挙となる。
13日に行われた「Bake Off(ベイクオフ)」とは、アカデミー賞「視覚効果賞」のショートリストに残った10作品によるVFXについてのプレゼンテーションの場であり、その内容を受けて最終的なノミネート作品5本が選出される。各作品のVFXスーパーバイザーなどが登壇し、3分間のプレゼン、10分間の本編映像、約5分間のQ&Aが行われた。
『ゴジラ-1.0』からは白組の山崎貴監督、渋谷紀世子氏、高橋正紀氏、野島達司氏が登壇。邦画として「視覚効果賞」の「Bake Off」に参加することは初で、白組ならではのハイレベルなVFX技術と古典的な手法を合わせた撮影技法を発表し、会場を沸かせた休憩中や終了後には、山崎監督らのもとへ映画関係者が駆け寄り「プレゼンが素晴らしかった」「私にとって2023年No.1の作品だった」などなど、声をかける。『ブルース・ブラザース』や『星の王子 ニューヨークへ行く』の監督などで知られるジョン・ランディス氏自らが山崎監督のもとに駆け寄り、「とにかく素晴らしい映画だった」と声をかけると、山崎監督も感激していた。