くらし情報『『福田村事件』は“プロが作った自主映画” 関係者に経済的負担「もっと作りやすい日本映画界に」』

2024年2月9日 04:00

『福田村事件』は“プロが作った自主映画” 関係者に経済的負担「もっと作りやすい日本映画界に」

『福田村事件』は“プロが作った自主映画” 関係者に経済的負担「もっと作りやすい日本映画界に」

映画『福田村事件』が、一年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する「2024年エランドール賞」でプロデューサー奨励賞に選ばれ、統括プロデューサーの小林三四郎氏、プロデューサーの井上淳一氏と片嶋一貴氏が登壇。さらに、主演の井浦新が駆けつけた。

関東大震災の混乱の中での朝鮮人に対する流言飛語により、行商団が殺害された「福田村事件」を描いた同作。クラウドファンディングで集めた資金が製作費に充てられたことも話題となった。

小林氏は「福田村事件はおよそ100年前に起きた事件です。その当時生きていた方々の名誉と尊厳は守らなければならないと、映画作りにおいて考えました。そしてこの作品を作るにあたって、私自身は、避けるべき題材も避けなければならない題材も、一つもありはしないのだと思いました。またこのような企画が、多くの若い人たちによって進められれば、本当にうれしく思います。
そしてこの作品を支えてくださったのは、多くの無名の方々です。懸命に献身的に働いてくれたスタッフ、キャストの皆さんに本当に感謝します」と挨拶。

脚本も担当した井上氏は「こんなタブーだらけで、人が殺されるだけの映画を誰が見るんだろうと思いました。

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