2024年3月21日 07:00
齋藤飛鳥、涙が止まらなかった名シーンを公開 カメラマンもレールから落ちる
だった。「7年前、哲雄と恭一はどういう関係だったのか」を問われ、用意していたかのようにスラスラと話す歌仙に対して、零花は「よく覚えてるね、間島恭一のこと。7年も前のことなのに」と切り返す。電話が終わると「知ってたんだ……」と涙を流し、父が犯した罪を確信する零花。母との電話で父の罪を確信するという無念さと同時に、自身を守るために罪を犯しそれを隠し続けてきた両親の大きな愛を感じるシーンとなっている。
先日行われたイベントでも、青山貴洋監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、『これは大丈夫だな』と。
そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいた様子を明かしている。【編集部MEMO】
『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。