道枝駿佑、シュー・グァンハンとの撮影秘話明かす「初めて挑戦する撮り方でした」
考え方や向いている方向が同じだなと思える部分があったので嬉しかった」とコメントを寄せている。
ジミーの旅にとってキーポイントとなる長野と新潟を繋ぐJR飯山線での幸次(道枝駿佑)との出会いを映し出すシーンは、監督やキャストにとっても特に印象に残っているシーンだそうで、道枝は「電車に乗っている間に、駅間で撮れるシーンは撮っていく、ホームに停まっている間に撮れるカットは撮っていくという撮影で初めて挑戦する撮り方でした」と撮影秘話を語る。そして、ジミーの旅路をなるべくリアルに映しとりたいという藤井監督のこだわりにより、ジミーと幸次が名残惜しそうに手を振り合い別れを告げるシーンがグァンハンと道枝にとっても実際の別れになったそう。
また、中里(松重豊)と裕子(黒木瞳)の登場シーンは、美しい銀世界に包まれた福島県で撮影を敢行。あえて雪のカットを多めに入れることで雪の降らない台湾の人にとって印象に残る画にしたいという藤井監督の思いが込められている。藤井監督が本番前にキャストと念入りに打ち合わせする様子も映し出されており、藤井作品ならではの繊細な感情表現の演出にも期待が高まる。(C)2024「青春18×2」