間寛平、自身の引退時期に言及 吉本新喜劇の若手育成に目処つけば「もっとやりたいことがある」
関西ってめちゃめちゃ下ネタも多いし、めちゃめちゃ下品な言葉も言うたりするんですけど、それを関東でやったら、今までは絶対引いてたんですよ。ところがそこにもついてきだした。
――いつ頃からそれを感じましたか?
5~6年くらい前からかなぁ。小藪(千豊)が60周年の時に回って、そのくらいからちょっとずつ変わってきた気がしますね。
●「あと2~3人、ちゃんとした座長を作らなあかん」
――寛平さんが、1970年に新喜劇に研究生入りしてから54年になります。時代を経て感じる変化を教えてください。
僕が入った時のテンポは、振って振って振ってドンっと落とすって感じでやってたんですけど、今はもう振ってドン、振ってドン、振ってドンってテンポがどんどん速なってるんですよ。今の若い子はそういう感じだから、それについてあかんなって思います。
――GMに就任されて2年になりますが、宣言されていたスター発掘への手応えはいかがですか?
いっぱい種があるんですね。だから種を放っとかずに、ちゃんと水を与え、肥料も与え、ほんでまた芽が出かけたら、水もやり、違う感じでまた肥料を与えて、どーんと、咲かせなあかん。その種を見つけて、うまいこと育てなあかんなと思ってやってるんですよね。