にしおかすみこ、女王様キャラでのブレイクは「宝物」 当時の苦悩も吐露「心が折れっぱなしだった」
「どこのどいつだ~い? あたしだよっ! にしおか~すみこだよっ」。2007年に『エンタの神様』(日本テレビ)への出演をきっかけに女王様キャラでブレイクしたお笑い芸人・にしおかすみこ。最近では認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父との同居生活を描いた「FRaUweb」での連載「ポンコツ一家」が注目を集め、同連載を加筆修正し、書き下ろしも加えた『ポンコツ一家2年目』が9月20日に発売された。「一発屋ということで思い出して『ポンコツ一家』を読んでくださるというのもあるので、すごくありがたい経験をしたなと思っています」と感謝しているにしおかに、ブレイク当時の心境や女王様キャラが生まれた経緯を聞いた。
○女王様キャラはレイザーラモンHGにヒントを得て誕生
――かなり遡った話になりますが、女王様キャラはどうやって誕生したのでしょうか。
『エンタの神様』に出たかったので、何かキャラクターを作った方がいいと思ってたくさん考えた中の1個なんですけど、当時レイザーラモンHGさんが毎日テレビに出ていらっしゃって、この女性版がいいんじゃないかと思い、衣装を先に買って、キャラクターを作っていきました。
――レイザーラモンHGさんにヒントをもらってSMネタが生まれたんですね。