板尾創路、流れに身を任せ…俳優の仕事増 ほんこんとのコンビも継続中「求められたら…」
「僕が決めたわけではなく、いただくお仕事がそういう風になってきたので、自然の流れで。若い時は『これがやりたい』『これやったら人に負けへん』とか、強がっていたり、突っ張っていた部分もありましたが、この年になってくると、いただく仕事が適性であり、望まれている仕事で、その期待にどう応えるかということに落ち着いてくる。なので、自分がこうしたいというのではなく、お話をいただいたらその都度、一生懸命やらせてもらうようにしています」
当初はお笑いの世界に憧れて飛び込んだ芸能界。本当は俳優業ではなくもっとお笑いの仕事がしたいという葛藤はないのか尋ねると、「特にないです」とさらり。
「時代が変わって、僕らがやってきた感覚やスタイルをやると怒られることもあるし、今は自分が本当にやりたいという世界ではなくなってきているので、そんなにやりたいという感じではないんですよね。やりたくないことはないですけど」
また、「こうなりたい」という願望はないと語る。「夢や、この先どうしたいというのは全くないです。お仕事をいただけるありがたさは年々身に染みているので、いただく仕事を自分なりに全力でやるということがすべてです。