かわいらしい仕草のハムスターを写真に収めたい!と思う飼い主さんも多いのでは?今はブログやSNSなど、自慢のペットを公開する場所も多いですよね。どうせなら、とっておきの一枚を!でも、なぜかハムスターの目が赤目になってしまう…。ハムスターの写真が赤目になりやすい謎に迫り、解決策を探しましょう。
■ハムスターは夜行性
人間の生活に合わせて昼夜問わず活動する個体もいますが、そもそもハムスターは夜行性。昼間寝て、夜間活動します。実は、ハムスターの写真を撮影した時に、赤目になりやすい秘密はここにあります。
夜行性の生き物は、暗い中で活動するための「目」が必要となります。人間は真っ暗な中では、何も見えず行動することができません。
しかし、夜行性の動物は、少しの光でも大丈夫。きちんと周囲を見ることができます。ハムスターの目は水晶体の部分が盛り上がっており、光を取り込みやいのです。さらに、網膜の下にはタペタム層と呼ばれる層を持っています。
■タペタム層とは?
夜行性の動物が持つ、目の秘密「タペタム層」。わずかな光でも反射し、視神経へと伝えます。つまり、暗い中でも見えやすいということ。夜行性の動物にとっては非常に重要な目の仕組みです。