子どもの"クレジットカード"利用に注意! オンラインゲームのトラブルが急増
また、契約購入金額の分布を調べたところ、2012年度と比べて10万円以上100万円未満の割合が増加しており、高額化していることもわかった。
支払手段にはクレジットカードが利用されることが多く、未成年者においては7割以上がクレジットカードの利用をしたケースだった。
相談事例を見ると、「孫がゲーム機でオンラインゲームをし、祖父のカードで決済をした」「娘が親のスマートフォンでゲームをし、課金時に親がパスワードを入力した」「息子が携帯型音楽プレーヤーを使いオンラインゲームで有料アイテムを購入していた」といったものが寄せられた。
これらの相談事例からは、「クレジットカード等の仕組みを理解していなくても、子どもは決済の手続きを容易に行っている」「大人はオンラインゲームの決済の仕組み等を十分に理解していない」「スマートフォンやタブレット端末のIDに、クレジットカード情報を登録していたり、機器をそのまま子どもに渡して使わせている」などの問題点が浮き彫りになった。国民生活センターは、「親子でスマートフォンやゲーム機の機器やゲームの仕組みについて確認する」「大人はクレジットカードの管理について、注意する」