2014年6月26日 12:50
意外な因果関係アリ? ワールドカップ開催年に強いプロ野球チームは……
が、2006年ドイツ大会では早稲田実業(西東京)が全国制覇を果たしている。
また、関東勢以外では天理(奈良)の相性がよく、1986年のメキシコ大会、1990年のイタリア大会で優勝している。
ちなみに、1962年の作新学院、1966年の中京商(愛知)、1998年の横浜、2010年の興南(沖縄)と、過去7度あった甲子園の春夏連覇のうち4度がワールドカップの年に達成されている。そんな春夏連覇の期待がかかる今年のセンバツで優勝した龍谷大平安(京都)は、今から76年前の第2回フランス大会が行われた1938年の夏の甲子園で、前身の平安中として優勝している。
まだまだ混戦が続く今年のペナントレース。ワールドカップ開催年とリーグ優勝チームの因果関係は、打倒・巨人を目指す中日には"吉報"となるのか。はたまた、巨人の安定感が勝るのか。また、上位浮上を狙うロッテと現在苦戦が続く西武にとっては、文字通り「心強いデータ」となるのか。
実際どのチームが秋にペナントを手にすることができるかは、神のみぞ知るところ。「2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会」によるサッカーフィーバーが終わったら、プロ野球に要注目だ。