(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
■電力の使い方を考えるようになった……
・「計画停電で節電を常に意識するようになり、電気の大切さを思い知った」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「節電するようになったのが一番変わったこと」(22歳/そのほか)
総評
東日本大震災後、変わったことは何かを20代男性に聞いたところ、なんと4人に1人は「変わったことはない」と答えました。男性編で1位になったこの回答、女性編ではランキング外です。では、男性たちが鈍感なのかといえばそうではないようです。「平常心でいようと思う」、「いつも通りに生活したい」と、以前と変わらないことを強く心がけていることが分かります。3位に「何気ない日常の大切さを思い知った」が入っていますが、だからこそ「変わらない生活」を多くの人が望んでいるのでしょう。
第2位は「ちょっとした揺れでも『地震』と思うようになった」。「揺れている感覚が残っていて、揺れていなくても揺れている感じがする」など「地震酔い」と呼ばれる現象は話題になりました。女性編でも2位にランクインしたのは同じですが、回答したポイント数を見ると女性のほうがかなり多く、震災の影響を受けやすいのは女性なのかもしれないことが分かります。