被災したペットをレスキューするための日本初の専用移動診療車が岩手大学に寄贈
そのような中、インターネット上で岩手大学さんが行なっている被災動物救援活動を知り、この支援金を役立ててもらえないかと申し出た。
私たちの会社の理念は、ベター・ワールド・フォー・ペッツ。
このたびの東日本大震災で被災した地域の一日も早い復興を祈念するとともに、よりよいペットたちの環境づくりにこれからもお手伝いしていきたい」と語った。
マイクロバスを改造したペット専用移動診療車「ワンにゃん号」は、レントゲン装置や超音波画像診断装置、血液分析機器、吸入麻酔機などの最新の診断・医療機器が装備され、災害時におけるペットのあらゆる症例にも対応する。
式典の後に行われた見学会では、モデル犬を使ってのエコー実演が行われ、見学者の注目を集めていた。
今後、岩手大学では、被災地の拠点病院ならびに岩手県獣医師会、動物愛度団体、被災地支援ボランティア団体などと連携し、「動物何でも相談会」の開催や、被災地における獣医学セミナーおよび市民公開セミナーの開催を予定している。
また、全国で発生する災害時には、被災地へ「ワンにゃん号」を派遣する活動も展開していくという。
【拡大画像を含む完全版はこちら】