航空トリビア (13) トラブルの多い航空会社ほど安全!?
例えばEUでは、安全性に問題のある航空会社の”ブラックリスト”をつくって、リストに上がった航空会社の域内への乗り入れを制限している。
一時期、続けて墜落事故を起こしていたガルーダ・インドネシア航空がこの中に入ったことがある。
しかし、その頃(2000年代半ば)の日本にはガルーダの飛行機が普通に飛んで来ていた。
今はガルーダの安全性は改善されてリストから外れているが、当時航空業界ではかなり話題になった。
ここ10年間で航空機事故の割合は、100万フライトに1回程度から約300万フライトに1回と大幅に減った。
しかし、利用者の願いは事故率ゼロである。
航空需要は増すばかりで特にアジアではLCC(低コスト航空会社)をはじめとする新しい航空会社が続々と誕生し、業界の規制緩和で国のバックアップのない航空会社が次々に日本に就航している。
資金力のない航空会社が事故を起こせば、補償の面で問題が出る可能性もある。
何らかの安全基準を設けることも必要だと考えるのは筆者だけではないだろう。
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