昭和の残像 鉄道懐古写真 (52) ゴールデンウィーク特別企画「偶然のシャッターチャンス」
とはいえ、浜川崎支線の列車本数が少ないことから、なかなかチャンスに恵まれませんでした。
ある日、運良く八丁畷駅に停車中の17m車と、その向こうを走る京浜東北線103系をからめて撮影できました。
その写真を現像してみてびっくり。
なんと奥のほうで南武線101系も写り込んでいるではないですか! 2列車同時のつもりでシャッターを切ったら、偶然にも3列車を同時にとらえていたのです。
旧型国電を新性能車両へ置き換えるときのみ出現した、偶然の並び。
とくに地方路線での置換えは短期間で実施されたため、貴重な並びとなりました。
まずは宇部・小野田線で出現した、105系と旧国の並び。
車両メーカーで落成した105系が回送され、宇部新川駅に到着した直後の様子です。
続いては、身延線で出現したワインレッド115系との並びです。
撮影当時、すでに一部の列車が115系に置き換えられていましたが、まだまだ少数派。
電車区ではたくさんの戦前形旧型国電に囲まれ、肩身が狭いようでした。
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