2011年度のスーパー売上高は15年連続で減少 - 震災・原発事故や景気低迷で
住関品は前年度比2.5%減の2兆6,291億円。
家具インテリア、そのほかの商品は好調だったものの、家電製品、医薬・化粧品、日用雑貨品が不調で、前年水準を下回った。
詳細を見ると、家電製品では、地上デジタル放送の完全移行に伴う駆け込み需要で液晶テレビに動きが見られた。
日用雑貨品に関してはTVゲーム・玩具は不調、家具・インテリアでは夏場にはクール関連寝装品が好調だったという。
同協会は併せて2012年3月度のチェーンストア販売概況を発表。
それによると、3月の全国のスーパー売上高は1兆56億円で、既存店ベースで前年同月比2.4%減となり2カ月ぶりに前年を下回った。
主力の食料品は、昨年の震災特需の反動で水や缶詰など備蓄型食品が苦戦し、前年同月比4.3%減の6,305億円。
一方、衣料品は震災の影響で落ち込んだ反動で5.9%増の1,022億円となった。
住関品は前年同月比2.5%減の2,005億円。
日用雑貨品では、昨年の震災後の需要増の反動で乾電池など防災関連品が苦戦。医薬・化粧品では、鼻炎薬、目薬、マスクなどの花粉対策商品が花粉の飛散が少なく不調だった。
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