震災後の主婦のお金の使い方、最大の変化は「食品は高くても安全なものを」
また、震災後、家族のために収入や貯蓄などお金を増やそうとしたかと尋ねたところ、40.4%が「増やそうと考えた」と回答。
一方、「特に考えなかった」は38.3%、「どちらとも言えない」は21.3%だった。
どうやってお金を増やそうとしたかと質問に対しては、64.5%の「新しく仕事に就こうとした」と、61.8%の「生活必需品以外の支出を抑えるようにした」の2つの回答が多かった。
続いて、「貯金をするようになった」が38.2%、「今の就労時間を増やそうとした」が14.5%、「投資を考えた」が9.2%との結果となった。
「震災の影響でお金を増やそう」とした人のうち、「新しく仕事に就こうとした」人の内訳をみてみると、「現在仕事をしている」人は40.8%、「現在は仕事をしていない」人は59.2%だった。
今回の調査結果から、震災直後は全体的に就業意欲の低下傾向がみられた(2011年4月の同社調査より)ものの、1年を経て新たな仕事に就きたいと思っている人が増えていることが判明。
また、同調査では震災後、約94%の主婦層が家族との”絆”を感じていることが分かったことから、主婦層が新たに就業しようと思う動機のひとつに、「家族のため」との思いが含まれているのではないかと同社は推定している。
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