”堅実派”増える新社会人、『積み立て』は「貯金」以外でもできるの知ってた?
そのぶん、短期間で大きく利益を上げるのは難しいので、ある程度の期間保有して、少しずつ収益を積み重ねていくのが投資信託の利用法といえます。
ただそうはいっても、どのファンドも多かれ少なかれ価格が変動するので、売買のタイミングによっては、損失をこうむることもあります。
そこで利用したいのが、投資信託の『積み立て』です。
投資信託の積み立ては、1つのファンドを毎月一定の日に、一定の金額で買っていきます。
積み立てなら値動きに左右されずに買い続けることができ、価格が高いときは買える口数が少なく、価格が低いときは買える口数が多くなることから、平均購入価格を抑えられる効果もあります。
何よりも、資産を着実に殖やしつつ、預貯金を上回る収益が期待できるのがメリットです。
若い人は、運用に回せるお金は少なくても、人生の持ち時間はたっぷりあります。
この時間を味方につけて、ゆっくり資産を築いていくのが投資信託の積み立てなのです。
投資信託の積み立ては、多くの証券会社や銀行で扱っていて、たいていの場合、1ファンドにつき1万円からですが、最近は5,000円からあるいは1,000円からできるところもあります。