2012年5月23日 12:51
ネットバンキングの不正被害が急増、2011年4~12月の平均被害額は"220万円"
盗難キャッシュカードの被害発生件数は、2011年度(4~12月)が3,929件で、2010年度同時期の5,125件(2010年度全体6,538件)から1,196件減少。
平均被害額は、2010年度全体が59万円、2011年度(4~12月)が55万円で5万円減っている。
盗難通帳の被害発生件数は、2011年度(4~12月)が121件で、2010年度同時期の190件(2010年度全体239件)から69件減少。
平均被害額は2010年度全体が93万円、2011年度(4~12月)が126万円で23万円増加した。
一方、金融機関による補償状況を見た場合、インターネットバンキングに関しては、2011年度(4~12月)の処理方針決定件数のうち、「補償」は74.8%(86件)、「補償しない」は25.2%(29件)となった。
偽造キャッシュカードについては、2011年度(4~12月)は「補償」が97.4%(226件)、「補償しない」が2.6%(6件)で、補償しないとした主な理由は、「預貯金者に重大な過失がある」などとなった。盗難キャッシュカードについては、2011年度(4~12月)は「補償」