4月の中古マンション価格--東京23区は15カ月連続下落、4000万円を割り込む
同社は首都圏主要都市の下落傾向について、「新築マンション市場における供給状況の復調や値頃感が強まった価格により購入者ニーズは再び新築マンションへシフトし始めたことで、結果的に中古マンション価格の弱含みが浮き彫りとなってきている」と分析している。
近畿圏は前月比0.3%減の1,808万円とわずかに下落。
都県別では、大阪府が同0.5%減の1,836万円、兵庫県は同1.0%増の1,836万円で4カ月連続の上昇となった。
近畿圏の主要都市を見ると、大阪市が前月比0.1%減の2,130万円と、5カ月連続のマイナスとなったが、同市中心部では同0.9%増の2,614万円と、連続下落は7カ月で止まった。
一方、神戸市は同2.6%増の1,925万円と、主要都市の中で唯一、前年同月比プラス状態を維持している。
中部圏は前月比0.1%減の1,510万円。
都県別では、圏域中心部の愛知県が同1.0%減の1,539万円と下落が続いている。
中部圏の主要都市については、名古屋市が前年同月比1.0%減の1,768万円と、直近の底値圏である1,800万円前後の価格水準をわずかに下回った。
なお、名古屋市中心部では、同0.7%増の1,989万円と2カ月連続の上昇となっている。