全就活生に送る。カリスマバイヤー藤巻幸大のコトバ - アイデム
これが売れました。
でもうぬぼれず、狩猟的に、気迫で、目の前のチャンスに対して貪欲(どんよく)にいっただけです」――ずばり、企業が求める学生像を教えてください。
藤巻氏「企業は、すごい学生を期待してません。
フレッシュで元気があって、素直な学生を求めているんです。
例えば、もし面接でどうしても入りたかったら、奇襲で効果がないかもしれないですが、電報でも手紙でも事前に用意しておいて、その場でポストに投函(とうかん)すればいいんです。
こうやって、自分を素直に売り込んだり、若いうちは生意気でもいいから一歩前に出たり。
ふかしてもいいんです。
自分を入れたら得する、化けると言えばいいんです。
自分がそうでしたから(笑)」――最後に学生の方へアドバイスをお願いします。
藤巻氏「皆さん、もし時間があるんだったら、徹底的に人に会って、自分の肌で感じることをススメます。疑似体験ではなく、自分で動き回るんです。
もしかしたら、就職活動を頑張るより、自分を磨く時間を増やして、感性を磨いた方がいいかもしれない。
世の中は進化しているけど、感性は意外と進化してないんですよ。
例えば、50年代~70年代の映画を見てみるとか、小説や美術をたしなんでみるとか。