そう考えて、SNSの中からFacebookを選び、787のページを立ち上げました。
787が就航する10カ月前、2011年1月のことです。
ページを立ち上げた後は、記事を毎日アップしましたが、アクセスしてくるお客様の約半数は海外からでした。
現在60万人の『友達』がいますが、そのうちの約15万人は英語版の『Friends』です」(全日本空輸 業務プロセス改革室 イノベーション推進部 サービスイノベーションチーム リーダー 高柳直明氏)。
787のローンチカスタマー(最初に就航する航空会社)なので、特にインパクトのある取り組みだった。
787が日本に初飛来したときは「USTREAM」で生中継、またTwitterでの情報提供も行っているが、それらの使い分けはどのようにしているのだろうか。
「ANAのページは3年余り前からありましたが、787という具体的なアイテムのページの方がSNSには向いています。
Twitterはリアルタイムでの情報発信ツール。
ですから、例えば運航情報をスピーディに流しました。
『ただいま着陸しました』『第●滑走路をタキシング中です』『いま、駐機場に到着しました』といった感じですね。