くらし情報『日本の目の定期健診率、先進諸国を含む世界11カ国中最下位 - ボシュロム』

日本の目の定期健診率、先進諸国を含む世界11カ国中最下位 - ボシュロム

「喫煙と目の健康の関連性について知らなかった」と回答する割合も高く、反対に「目の健康についてよく知っている」と回答した率は調査国中、最も低くわずか4%だった。

眼科検診についての調査では、「眼科検診の費用が高すぎる」と回答した割合は、日本人が1位だった。

「(眼科検診に)お金を使いたくない」と回答した割合は62%で、調査国中ダントツの1位。

家計への配慮から目の健康をおろそかにしがちな日本人の姿がうかがえる。

北海道大学特任教授の大野重昭先生は、目の定期健診について「自覚症状が無くても、定期健診で発見される目の病気には白内障や緑内障がある。

緑内障は放っておけば失明の可能性もある疾患だが、自覚症状がなくても目の検査によって早期発見が可能。

視力矯正だけに眼科医を訪れるのではなく、定期的なアイ・チェックを心がけてほしい」とコメントしている。

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