夏のボーナス平均額、過去最低の61万円 - 夫の小遣い「0円」が5割
一方、「国内旅行」(昨夏29.7%、今夏26.6%)や「家電製品の購入」(昨夏21.3%、今夏19.0%)など、消費に関する項目は昨夏より減少気味で、”消費の低迷”を裏付ける結果となった。
また、ボーナス総額に占める各用途別金額の内訳は、「預貯金」がほぼ4割の39.6%(24.2万円)を占めた。
今回のボーナスの中から、夫に小遣いとして渡した、あるいは渡そうと思っている金額を尋ねてみると、トップは「0円(渡さない)」で48.8%。
反対に、”渡した・渡そうと思っている”人の合計は51.2%”で、そのうち最も多かったのは「5万円未満」で20.0%だった。
平均金額は、全体では「5.5万円」、”渡した・渡そうと思っている”人では「10.8万円」となった。
次に、家計の現状について聞いたところ、59.8%が「苦しい」(「非常に苦しい」10.4%、「やや苦しい」49.4%)と回答。
今後の見通しについても、43.0%が「厳しくなっていく」(「大いに厳しくなっていく」12.6%、「やや厳しくなっていく」30.4%)と答えており、悲観的な見通しを持つ人が4割以上を占めた。”夫に内緒の資産(へそくり)