くらし情報『猛毒・フグの卵巣が珍味に生まれ変わる! 石川県の名産品を食べてみた』

2012年7月2日 16:50

猛毒・フグの卵巣が珍味に生まれ変わる! 石川県の名産品を食べてみた

かなり塩がきいているので、厚さ5mmほどの小片で碗に一杯分の飯を食べられる。

飯にのせて熱い茶を注ぎかけた「フグの子茶漬け」も、澄んだ茶の中で黄金色に輝く卵の一粒一粒が目に美しく、すすり込めば喉の奥で薫る。

もちろん、フグの子の糠漬けは和風のみならず洋風にもアレンジできる。

茹でて潰したジャガイモに混ぜ込み、酢やオリーブ油で和えれば、「タラモサラダ」風に。

ほぐしたフグの子をニンニクや唐辛子とともにオリーブ油で炒め、パスタを和えれば「フグの子スパゲティ」が楽しめる。

さて、乳酸菌や酵母が毒素・テトロドトキシンを分解するメカニズムは現代科学でも十分には解明されていないといい、素人が真似をするのは危険きわまりないことである。

くれぐれも釣ってきたフグの卵巣を糠味噌樽や塩麹に放り込み、フグの子の糠漬けの「自作」などされないように。

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