災害時用の水、少なくとも14億円分以上が期限切れ!
「循環備蓄」という言葉を知っている人は、全体のわずか15.8%に止まった。
しかし備蓄の工夫として「日常的に消費しながら、随時買い足す」と回答した人は61.8%に上り、言葉やその概念を知らなくても、実は循環備蓄を実践している様子が垣間見える。
さらに、言葉を知っている人の72.2%は「循環備蓄」を実践しており、日常的にストックを使っていくというスタイルは生活に取り入れやすいと考えられる。
上手な循環備蓄の方法として、キリンMCダノンウォーターズでは「スマートストック」を提案している。
「スマートストック」しておけば、水道から水が出なくなっても、あわてて買い占めに走ることなく、救援が来るまでの数日間、家族の命をつなぐことができる。
さらに、被災後に買い占めなくて済んだミネラルウォーターや食料が、他の誰かの命をつないでくれるかもしれないという考え方だ。
水と米をスマートストックする場合、大人2人と子ども2人の家族が3日間の自給生活を送るには、水40リットル(2リッターペットボトルで3.5箱分)と無洗米2.5kgが目安。3月と9月など、半年に1回ずつ交換の日を決めておき、順次買い換えていくといい。