異色ビール「グランドキリン」の正しい飲み方、正しくない飲み方
それにともない、ビンを持つ手の温度がグランドキリンにも伝わっていく。
ただ、温度が上昇しても飲みにくさは感じられない。
それどころか、どんどん濃厚になっていく味や香りの変化を楽しむことができるのだ。
さらに、ビールの温度を気にしなくていいので、考えごとをしながらでもゆっくり味わうことができるのもいい。
そういえば流れ星が頭上を流れているんだったと思い、願い事を考える。
「大きなお肉が食べられますように。
そして、好きな洋服が買えますように。
お金もたくさんもらえますように……」どうやら、私は物欲の固まりのようだ。
とはいえ、静寂の中、一人、じっくり考えることができ、有意義な時間を過ごすことができた(蚊にさされてしまったが)。結論。
手紙に書かれたグランドキリンの飲み方は一度試してみる価値はある。
寝苦しい夜がまだ続くが、そんなときは夜風にあたりながら、グランドキリンとともに一人の時間を楽しんでみてはいかがだろうか。
大人の”ぜいたく”を味わえるはずだ。
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