山形鉄道フラワー長井線・宮内駅の駅長もっちぃがヌード写真集発売!?
おもしろいことにこのもっちぃ、2羽の茶ウサギ「ぴーたー」と「てん」、そして宮内駅前にあるそば屋さんで暮らす亀(助役の「カメ吉」)を部下に従えて駅長に就任したのだ。
この画期的アイデアは駅舎の中にミニ動物園を作りたいという、女性新入社員の提案で実現した。
ウサギのキャラクターをあしらったラッピングデザインの「もっちぃ列車」車内は、ウサギの絵が満載で子どもや女性客からの人気が高い。
加えて「まんず、フラワー長井線さ、ござっておごやえ(いらっしゃい)」と、山形弁で沿線をガイドする車掌も、この鉄道の人気を高めている要素のひとつだ。
同線には白兎駅という駅も存在することから、ウサギのイメージで押していこうと、もっちぃ、ぴーたー、てんを近くの農業高校から譲り受けたという。
また、近くの熊野大社にはウサギの彫刻があり、約1,200年の歴史を持つ熊野大社の本殿裏には3羽のウサギが隠し彫りされている。
これは、ウサギを3羽見つけると願いごとがかなうという伝説からきているのだとか。ウサギたちと亀は宮内駅を利用する乗客の出迎えだけでなく、全国からの団体客の送迎という仕事も任されている。
非常勤のカメ吉助役だけは勤務時間は不定期だが、ウサギたちは水曜日を除く毎日、勤務にあたっている。