仙台人気ナンバーワン駅弁「炭火焼風牛たん弁当」に込められた宮城の魅力
容器に付属の説明書通り、平らなところに置いてぎゅっとヒモを引くと、1分もしない内に弁当箱からもくもくと蒸気がのぼり始める。
そして、さらに待つこと5分。
フタを開けると中の紙にはうっすら蒸気が。
ホカホカの牛たん弁当の登場だ。
味付けに関しては、一口目からよく下味がつけられている牛たんであることが分かる。
そして、牛たんといえばご飯はむぎめし。
米粒のもちもち感が、やわらかい牛たんとうまくマッチしている。
さらに、宮城県塩釜市で作られた藻塩が付いているのもうれしい。
このほか仙台駅では、復活駅弁「南三陸海宝弁当」(1,000円)も好評だとか。
これは東日本大震災以降販売を中止していたが、「駅弁まつり」に合わせて復活。
南三陸のカキ、イクラ、タコなどの宮城自慢の海鮮素材をちりばめられ、はらこめし、かきめし、たこめし、ほっきめしが一度に味わえるぜいたくな海鮮丼に仕立てられている。
また、期間限定で販売された、東北新幹線開業30周年記念駅弁の「あおば30品目入り弁当」(1,100円)も外せない。
三陸産イクラと茎わかめ、サンマの竜田揚げ、牛タン焼き、ずんだ白玉団子など、宮城・仙台の食材を使った献立がてんこ盛りだ。